変圧器や高圧コンデンサ内部の絶縁油に有害物質であるPCB(ポリ塩化ビニフェル化合物)が含まれている可能性があります。PCBは脂肪に溶けやすい性質から、慢性的な摂取により徐々に体内に蓄積すると中毒症状が現れることが報告されています。
万一、PCBが含まれていた場合は定められた期限までに処分しなければなりません。
特に高濃度PCBの場合、東日本エリアは2022年3月31日までに処理する必要があります。
PCB含有の有無を判別する方法としてPCB検体を行う必要があります。設備機器内部の絶縁油を採取し、専門機関で含有されているかどうかの判別試験を行います。目安として1953年から1972年に国内で製造された変圧器やコンデンサにPCBが使用されている可能性があります。
事前にPCB検体を行うことをお勧めします。